昨今、手軽にホームケアできるホワイトニング製品や歯磨き粉などをよく見かける機会が増えてきましたね。
きれいな歯は笑顔になった時に印象的で健康的なイメージを与えるとことができるのです。
以前は「セレブや芸能人だけのもの」というイメージが強かったホワイトニングですが、最近は、歯をきれいにしようと意識の高い人も増えています。
歯が黄ばんでいる人は約3割!なぜ黄ばみが起こるのか?
株式会社Dentaluxeと共同で実施したアンケートでは、歯磨き粉にホワイトニング効果を期待している人は6.3%に対し、歯が黄ばんでいるという自覚がある人はなんと31.4%でした!
歯を磨いているのに歯が黄ばんでしまうのはどうしてなのでしょうか?
歯に色が付く原因は主に3つあります。
1.コーヒーやお茶、ワイン、たばこなどによる変色
歯の表面の着色汚れだけでなく、歯の内部まで汚れがとりこまれてしまうことがあります。
コーヒーやワイン、緑茶にはポリフェノールが含まれています。身体には良いとされるポリフェノールですが、歯の黄ばみの原因にもなるのです。
タバコを大量に吸うことでタバコに含まれるニコチンやタールが歯に付着、蓄積していきます。そのため歯が黄色くなったり、茶色く着色したりすることもあります。
2.加齢による変色
年齢を重ねると歯の組織も老化し、自然と黄色くなっていきます。
3.全身疾患からくる変色
服用した抗生物質やフッ素などの影響で歯が変色することあります。また、胎児の時に母親がこれらを摂取した場合にも歯が黄色く着色することもあります。
自分の歯はキレイ?意識度調査の結果は!
「自分の歯はキレイですか?」という質問に対し、20代以下の男性で28.9%、60代以上の女性で35%となりました。他のどの年代、どちらの性別の人も「自分の歯がキレイだ」という意識を持っている人は、2~3割という結果から、7~8割の人が「歯がキレイではない」と思っていることがわかります。
また歯を磨く回数については1日2回と回答した人が最も多く「自分の歯がきれい」と感じている人で42%、「自分の歯はキレイではない」と感じている人で43.2%とほぼ同じ結果となりました。
では、1日のどの時間帯に2回磨いているのかというと、多い順に「就寝前」47.4%、「朝食後」と「夕食後」はいずれも、21.5%、「起床後すぐ」は13.3%という結果になりました。圧倒的に多いのは就寝前です。夕食後と合わせると、「夜」磨くという人が多いことがわかります。更に朝食後と起床後すぐも合わせて「朝」磨く人が34.8%という結果になることから、「朝」と「夜」2回磨くという人が多いことがわかります。
セルフケアで黄ばみを落とす方法は?
毎日2回歯を磨く習慣を持っている人にできる簡単なセルフケアの方法を3つご紹介します。
1.コーヒーやお茶、ワインを飲んだ後には、歯磨きをする。
日々蓄積しやすい着色汚れの原因はコーヒーやお茶などのポリフェノールを含む嗜好品です。これらを食べたり飲んだりした後には、歯磨きを欠かさず行うことで着色汚れを洗い流すことができるのです。
2.うがいをする
仕事中のコーヒーブレイクなど歯磨きの時間が取りにくい時には、うがいをするだけでも着色汚れを防ぐことができます。
3.ガムを噛むようにする
ガムを噛むことで、口の中に唾液の分泌が促され、着色汚れが洗い流されます。歯を磨くことやうがいをするタイミングがない、毎食後の歯磨きが面倒!という方には、ガムを噛むことをおすすめします。
また、ホワイトニング用の歯磨き粉や、本格的な器具を使ったホームケアをすることで、より一層着色汚れを落とし、ホワイトニングすることができます。
ホームケアでホワイトニングしたい方は、一度歯科医院にご相談を!
根本的ケアを目指すなら歯科医院での定期的なメンテナンスがおすすめ!
アンケートのホワイトニングに興味があると答えた人の割合は、
- 自分の歯がキレイだいと思う人が45.9%
- 自分の歯がキレイだと思わない人が30.8%
という結果になりました。
自分の歯がキレイだと思っている人ほど、ホワイトニングにも関心が高いということがアンケートから見えてきます。
自分の歯への関心が高い人にオススメなのは、定期的な歯のメンテナンスです。
歯の表面の着色汚れはもちろん、加齢や体質(先天的なものや遺伝を含む)による歯の内側に染み込んだ黄ばみ色素を分解し、透明感のある白い歯にすることができますよ。
ホームケアはもちろん、歯科医院での定期的なメンテナンスを行うことで
いつまでも健康的で美しいを保つことできます。
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