あんなに暑かった今年の夏。
皆さまどの様にお過しでしたでしょうか?
燃える様な季節がひと段落したかに思える、心地よい風が朝晩吹き
ようやく過ごしやすくなって参りました。気分はすっかり秋ですね。
こんな時こそ、要注意‼︎
気持ちは秋でも、皆さんの身体は夏をひきずっています。
今日はお口の健康から見た、夏の終わりの注意点についてです。
この時期に、よくある患者さん(特に女性)の症状として
「ここ数日、なんだか奥歯に鈍痛を感じるんです」
「ズキズキ痛いわけではないけど、なんだか重い痛みがありまして、、、」
症状の個人差はございますが、この様な症状を訴える方がよくいらっしゃいます。
レントゲンを撮ったり、歯の診察をしても歯自体に問題はなさそうです。
そこでよくよく歯ぐきをチェックしてみると、、、
皆さん大体歯ぐきが腫れていらっしゃいます。
今回は、歯ではなく、歯ぐきが痛かったのです!
なぜ歯ぐき??
歯自体にはキーンと強い痛みを感じる神経が通っているのに対し
歯の周囲にある組織には鈍い痛みを感じる神経が通っています。
皆さんそもそも歯ぐきが腫れたご経験がない方が多いので、歯が悪いと思って来院されます。
この様な場合、一時的な腫れであるケースが多いのですが
放っておくと本格的な歯周病等に移行する可能性もあります。
予防策としては
まれに歯に問題がある場合もありますので、我慢せず直ぐにクリニックを受診するのをおススメします。
適切な処置を受ければ、大体1週間くらいで治る事が多いのですが
やはり一番重要なのは、ご自身による毎日の歯のお手入れです。
オーラルケアはつい義務的になりがちですが
是非楽しみながら予防に努めて頂きたいと思います。
今こそオーラルケアが必要
疲れが溜まると風邪を引いたり体調不良が起きやすい事は、皆さんよくご存じかと思います。
お口の中では、歯ぐきや唇、頬の粘膜など柔らかい部分に症状が出やすいものです。
夏の終わりこそ!オーラルケアをしっかりとされて、秋の味覚を存分に楽しむ準備に備えて下さいね❗️
今月は連休も続きますので、皆さま楽しい1週間をお過ごしくださいませ。
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