慣れると簡単な巻き寿司。 今年の恵方巻きは手作りしてみませんか?

お正月が終わると、スーパーやコンビニでは「恵方巻き」の文字が目にとまるようになります。最近では恵方巻きを求めて行列ができることも。

巻き寿司は作るのが難しそうで、作ってもなかなか綺麗にできず、長いこと敬遠していました。

今年は心機一転、作り方を一から見直して丁寧に作ってみることにしました。

コツをつかめば意外と簡単にでき、アレンジがたくさんあるのが巻き寿司の良さ。恵方巻きのようにたくさんの具を入れなくても、身近にある材料でクルクルっと巻いてみましょう。

正月のおせち料理を入れていた重箱に詰めてみると豪華に見えるのでおすすめですよ。

 

 

恵方巻きとは

2月3日の節分の日に、その年の恵方と呼ばれる縁起の良い方角(平成30年の恵方は「南南東」)を向き、黙々と丸ごと一本食べ切る太巻きのことを「恵方巻き」と呼びます。

食べ終わるまでは言葉を発してはならないとか、目を閉じて願い事を思い浮かべながら食べるなど、様々な言われがあります。

恵方巻きに使われる具の中身は、七福神にちなんで7種類が一般的ですが、特に決められた材料は無く、かんぴょうやキュウリ、伊達巻、うなぎ、桜でんぶ、レタス、しいたけなどを入れるのが代表的です。

 

 

巻き寿司の上手な巻き方

どうしても破裂してしまったり、綺麗な丸にならなかったりで、巻き寿司を作ってみたものの見栄えが良く無くて敬遠してしまう人も多いと思います。ここでは巻き寿司を巻く時のポイントをご紹介します。

  1. 海苔の表面がザラザラしている方にすし飯を乗せる
  2. すし飯を中央部に乗せて、広げていく
  3. 平らに均等に海苔の上にすし飯を広げること
  4. 巻く時は巻きすの一番手前と海苔の端を揃える
  5. 巻き終わりの部分のすし飯を、手前より少しだけ多くする

 

海苔の真ん中に置いた酢めしを全体にまんべんなく広げていきます。巻き終わり部分が少しだけ酢飯の量を調整して高くなるようにしましょう。

具をのせたら、手前の巻き簾と海苔の端を合わせます。

巻き始めの手前の部分が内側に入り込むように丸めていきます。

完全に丸まったら少し巻き簾を転がしながら形を整えます。形が崩れそうな時は、ラップで全体を覆い、10〜15分ほどおくと落ち着きます。

切る時は大きめの包丁で、一気に手前に引くように切ると崩れません。面倒でも濡れ布巾を用意し、毎回包丁を拭いてから切ることが綺麗に切るポイントです。

刺身やたくあん、大葉など水分の出にくいものが巻き寿司初心者にはおすすめです。使い終わった巻き簾は洗って必ず乾燥させましょう。

彩りを考えて卵やキュウリを入れてみました。4種類の具が綺麗な四角になっていると見栄えも良く美しい巻き寿司になります。まだまだ練習が必要です。

 

 

おすすめ巻き寿司

刺身を使った巻き寿司意外にも、いろんな具材を巻いて食べられるのが巻き寿司の良さです。実際に作ってみて美味しかったものをご紹介します。

 

キムパ

韓国料理でも有名な巻き寿司「キンパ」です。焼肉のたれをつけて焼いた牛肉と、ほうれん草、人参のナムル、沢庵の細切りが入っています。

ご飯は酢めしではなく、ごま油を少量入れているのがポイントです。子供も喜ぶパンチのある巻き寿司ができました。

 

サラダ巻き

レタス、キュウリ、カニカマと塩胡椒マヨネーズで味付けをしたツナを巻きました。

好き嫌いの多い子供が一番喜んだのがこのサラダ巻きです。生野菜だと少量しか食べないのに、このレタスはモリモリと食べてくれました。

ただしレタスを広げすぎるとうまく巻けなくなるので、細くカットして中央部分に乗せるくらいの方が見た目が綺麗です。

 

ネギトロ巻

ネギトロ巻きは水分が出ず、形を整えやすいので、巻き寿司初心者にはおすすめです。

ネギが苦手な方は、大葉、レタス、かいわれなどでも代用できるでしょう。

 

裏巻き寿司

今回初めて挑戦し、まだまだ練習の必要があると思った裏巻き寿司です。

巻き簾の上にオーブン用シートを敷きます。その上に海苔と酢めしのせ、それをくるりとひっくり返します。海苔が上になった状態の上に具材をのせていきます。

巻き簾とオーブンシートを一緒に巻き込みながら外側がご飯になった巻き寿司を作ります。

別の皿に広げたゴマを、巻き寿司全体にまぶして出来上がりです。ゴマのプチプチとした食感と香ばしい香りに気分も変わって美味しくいただけます。ただし崩れやすいので切る時は注意が必要です。

 

 

アレンジ自在なのが巻き寿司の魅力

おせち料理や雑煮を作るために食材も豊富にあったこの時期に、何度も巻き寿司を作ってみました。

ただし、巻き寿司は決まった食材がないと作れないわけではありません。家庭にある残り物でもアレンジ次第でいくらでも巻いていくことができます。

例えば納豆、たくあん、キュウリ、梅干しなど、家にある食材にネギや大葉を加えることでいつでも作ることができます。

酢めしも作るのが面倒と思われるかもしれませんが、炊きたてのご飯に好みの酢と砂糖、塩少々を混ぜたものをあえるだけです。

酢には食欲促進効果や疲労回復効果もあるので、寒さ厳しいこれからの季節、ぜひ巻き寿司作りにチャレンジしてみてください。

この記事をかいた人

新型コロナウイルスの影響で、マスクをする人がとても多くなっています。もちろんマスクは有効ですが、まずは手洗いとうがいの徹底が重要だと改めて感じています。あとは喉を潤わせておくことも忘れてはならないことの1つ。私はこの時期、いつも以上にお茶を飲んでいます。

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