皆さんこんにちは。
今日のお話は「はじめが肝心?!家庭環境の影響の大きさ」です。
家庭の環境は人の成長にとても大きな影響があります。
家庭は生まれてから人が初めて触れる社会であり、こどもを育てる土壌でもあるからです。
心理学では生まれてから5歳くらいの間に人生とはこういうものだ、人との関係はこういうものだなどと幼いながらに決断を下すと言われています。
そして、ほとんどの人はその決断を無意識下に持ったまま大人になり、人生を過ごしていきます。
なぜ、自分が特定の人に苦手意識を持つのか
なぜ、同じような場面で同じような行動を取ってしまうのか
なぜ、何度も同じパターンに陥ってしまうのか
などの答えが無意識下に隠されています。
私の友人で「社会で活躍している人」というキーワードでインタビューを行っている人がいるのですが、その方も「活躍している人の共通点が家庭環境にある」と言っています。
また仕事で伸び悩んでしまう人・病気・不調を抱えている人の解決策なども育ってきた家庭環境の中に隠されていることが多くあります。
今日はそんな大きな影響を持つ家庭について考えてみたいと思います。
思い描いた家庭をつくる「ありがとう」の気持ち
皆さんにとっての「理想の家庭」ってどんな家庭でしょうか?
人によって感覚や価値観は異なるのでできたら言葉にしてみてくださいね。
私にとっての理想の家庭は「家族で一緒に過ごす事が1番楽しいと思える、帰りたいと思う温かい場所」です。
私の父は戦前生まれの厳しい人だったので、小さい頃は
「怒られないようにしなくちゃ!」
「きちんとしなくちゃ!」という気持ちが強かったように記憶しています。
ですから育った家庭と聞くと緊張感があるイメージだったのです。
3人兄弟の末っ子という立場もあり、周りは自分より身体も大きくて何でもできる人ばかり。
そんな環境の中で育ったためか、なかなか自分に自信が持てず社会人になってから心理学を学び、トレーニングをしてきました。
でも今では、自分が越えてきた壁や心理学の知識が人の役に立っている。
本当に人生には無駄なことはないんだな~と感心しています。
今は自分が思い描いていた家庭を持てていますが、もちろんそのための努力もしています。
私が家庭で気をつけていることは次の2つです。
1つ目は人として尊敬すること。
夫のことも子供のことも「すごい!!」っておもえる所を見つけてどんどん相手に伝えるようにしています。
2つ目は、感謝すること。
家族はいてくれて当たり前ではなくて、いてくれてありがとう。
こどもには生まれて来てくれてありがとう。
自分を産んで育ててくれた両親にもありがとう。
その両親を産んで育ててくれた祖父母にもありがとう。
ありがとうの優しい気持ちがあれば、自然と幸せな家族になっていくのではないかなぁと感じる今日この頃です。
それでは、次回また皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
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