スパイスから作るきのこの本格カレー

きのこの美味しい季節にたっぷりときのこを入れて、スパイスの香りよく仕上げた本格カレーです!
ルーを使わないので胃もたれしません

スパイスカレーに欠かせない「クミン」は消化を助けます。
スパイスのほとんどが脂溶性、そして塩はスパイスの特性を引き立てる効果があります。

主な食材の栄養素と期待できる効果

食材 栄養素 期待できる働き
ターメリック 認知症予防、脳機能の活性化、肝機能向上
クミン 消化促進、食欲増進
コリアンダー 消化促進、食欲増進
カルダモン 口臭予防、リラックス
カイエンペッパー 冷え性改善、血行促進、脂肪燃焼促進
ニンニク 疲労回復、冷え性改善
生姜 ジンゲロール 冷え性改善
シネオール 免疫力アップ、アンチエイジング、デトックス

分量 2人分

材料

玉ネギ 1/2個(約100g)
しめじ 1/2パック(約50g)
舞茸 1/2パック(約50g)
椎茸 3個(約45g)
エリンギ 1本(約40g)
香菜の根や茎や葉 30g
トマトソース 50g
ニンニク 1かけ
生姜 1かけ
大さじ2
小さじ1
150ml
バター 15g
<パウダースパイス>
カイエンペッパー 小さじ1
ターメリック 小さじ1/4
コリアンダー 小さじ2
クミン 小さじ1
カルダモン 小さじ1
ガラムマサラ 小さじ1

一人当たり約125kcal

作り方

  1. パウダースパイスと塩はあらかじめ量っておきます。
  2. 玉ネギは薄切りに、ニンニクと生姜はすりおろします。きのこ類は食べやすい大きさにほぐしておきましょう。香菜の根や茎や葉(今回はセロリを使用しました)は細かく刻みます。
  3. 鍋に油を入れ、中火でニンニクと生姜をきつね色になるまで炒めます。
  4. 強火にして、玉ネギを加え、焼き色をつけながら炒めます。
  5. さらに刻んだ香菜の根や茎や葉を加え、徐々に火を弱くしていき中火で水分を飛ばして茶色になるまで炒めます。
  6. トマトソースを加え、水分がなくなるまでしっかりと炒めます。
  7. 火を一旦止めて、パウダースパイスと塩を入れ、強めの中火でぽってりとするまで混ぜます。
  8. 別の鍋できのこ類をバターで炒め、⑦の鍋に加えます。
  9. さらにの鍋に水を加え、軽く混ぜて強めの中火で沸騰させます。きのこの旨味が加わります。
  10. 蓋をして弱火で5分ほど煮込んだら出来上がりです。お好みでナン、ライスとお召し上がりください。

ひとことおいしくなるコツ

  • ホールスパイスを使用するときは、最初に油で抽出して(油に香りを移して)使用します。パウダースパイスの場合は、ごく弱火または火を止めて加え、ソースに馴染ませたら強火にしてしっかりと合わせることで粉っぽさがなくなります。
  • ダラダラと煮込まずに、スピーディーに仕上げることがスパイスの香りを引き立てます。
  • きのこ類に含まれる栄養素は、主に食物繊維とビタミンB類、ビタミンDです。ビタインDは脂溶性ですので、油で炒めて食すると吸収率が良くなります。またきのこ類に含まれる旨味成分はグルタミン酸、グアニル酸です。

この記事をかいた人

人生を豊かにする栄養士、しいなゆきこです。
いつも、健康館「冷え性改善レシピ」をご覧くださりありがとうございます!
私たちのカラダは、私たちが食べたものでできています。
毎日のお食事の積み重ねが、未来の自分のカラダをつくります。
自分自身や大切な人・家族のために、豊かな人生を送るための食生活をご提案しています。
(取得資格)栄養士、食生活アドバイザー、フードコーディネーター、ガス設備士
(活動内容)レシピ配信・監修、メニュー開発、講師、料理研究家

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