今日のストレスコントロールのお話のテーマは「呼吸」です。
皆さんが生まれてから死ぬまで毎日行っている呼吸。
呼吸が止まると人は10分も生きている事ができません。
そのくらい「呼吸」は大切なものです。
外呼吸と内呼吸
人が身体で行う呼吸には2種類あるってご存知ですか?
肺で行われる「外呼吸」
そして、細胞が血液から酸素を受け取り、細胞の中でエネルギーを作り出し、いらなくなった二酸化炭素を渡す「内呼吸」
おそらく大多数の皆さんが呼吸というと外呼吸を思い浮かべるのではないでしょうか。
では、ここで質問です。
皆さんは普段の呼吸でどのくらい肺を使っているとおもいますか?
あまり考えたことがないテーマだとおもいますが考えてみてくださいね。
実は普段の呼吸では肺の2割程度しか使用していないのです。
思ったより少ないですよね、では肺の残りをつかうとどんな効果があるのでしょうか?
深い呼吸がもたらすあらゆる効果
思ったよりたくさんの効果があるので、びっくりされるかもしれません。
皆さんは深呼吸を5回くらい行うと、手や足の指先が温かくなったり、見える景色がクリアになったりしませんか?
これは深い呼吸をする事で、血流が良くなり普段より細胞に酸素が行き渡っていくために起こります。
深い呼吸は今大注目の「マインドフルネス」でも行われますね。
その効果が認められて最近では企業や学校教育・医療現場でも使用されています。
深い呼吸を定期的に行う効果としては以下のようなものが挙げられます。
- ストレスの軽減
- 腸の活動の活発化
- 代謝UP(ダイエット効果)
- 疲れにくくなる
- 集中力・仕事の効率UP
- 直感力が上がる
寝る前に行うと、その日1日の疲れをリセットして眠りにつくことができるので睡眠の質を上げることもできます。
呼吸は意識するだけで行うことができ、場所も道具も必要ありません。
深い呼吸を数回行うだけで、「交感神経」から「副交感神経」へと切り替えることができるのです。
神経が高ぶっている時、怒りを感じた時、ストレスがかかった時など、ぜひ深い呼吸をされてリラックスを手にされてください。
ぜひ、皆さんも呼吸でストレスをコントロールされてみてくださいね!
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