春は天気が荒れやすいことが多いですね。さっきまで晴れていたと思ったら急に空が曇り始めて横殴りの雨なんてことも。その他花粉や黄砂が強風と一緒に運ばれてきます。
気づけば部屋の窓はホコリや汚れでうっすら見えなくなっていたり。でも、窓掃除はなんとなく面倒ですよね。いよいよ汚さに我慢できなくなった時に重い腰を上げて始めるのが窓掃除なのではないでしょうか。
これから迎える暖かい季節には、窓を開けて網戸で気持ちよく生活したいものです。窓磨きをするなら今がチャンス!窓掃除のポイントや、ピカピカにするコツをご紹介します。
窓掃除をする日はどんな日がいいの?
寒さも緩み、暖かい日が多くなってきたこの時期は窓拭きには最適です。でも実は晴れて気持ちのいい日より少し曇っているくらいの日の方が窓拭きには向いているって知っていましたか?
それは晴れていて気温が上がる日は、乾燥しており汚れが取れにくいのです。雨上がりの後の晴れた日や、曇っていて湿度の高い日の方が汚れが浮かび上がりやすく、窓掃除に向いていると言えるでしょう。
窓掃除をするのに必要なものは?
なるべく家にあるもので、体にも負担がかからない薬品を使って掃除をしたいので、前回のナチュラルクリーニングで使っていた重曹を使って磨いてみたいと思います。
重曹は手垢や油分を含んだ汚れ落としに効果を発揮すると言われています。
用意するもの
- 雑巾
- 使い古した布
- 重曹スプレー(ぬるま湯200mlに重曹小さじ2杯)
- 水が入ったスプレー
- スクイージー
- 100円ショップで購入した刷毛2種類
ただ、どうしても取りきれない頑固なサッシの部分のカビには、今回は市販のカビハイターを使いました
- カビ取り用強力カビハイター
- ゴム手袋(ハイターを使うときのみ使用しました)
カビをこれ以上増やさなように結露などが気になる場所にはアルコールスプレーも添付しておきます
- 消毒用アルコールスプレー
内側と外側の汚れの違いを理解しましょう
窓の外側の汚れは雨風で運ばれる汚れ、排気ガス、黄砂、花粉などがあります。
内側の汚れはハウスダスト、カビ、手垢などの皮脂、台所から出る油、タバコを吸うおうちでは、ヤニなどを含んだ汚れもあるでしょう。
内側と外側は汚れの質が違うのですね。
1.まず窓の内側からスタートしましょう。
重曹スプレーを吹きかけ、濡れた布を使って全体的に汚れを落とすように拭いていきます。
2.汚れが落ちてきたらさらに水スプレーを吹きかけスクイージーで上から下へ移動していきます。
3.全体に拭けたら再度拭き残しが無いか乾いた布で乾拭きをします。
4.窓枠を拭きます。
この際に落ちにくい汚れは重曹スプレーを軽く吹き付けて拭いてみてください。
5.次に外側を磨きます。
外側のほうが汚れがひどいので、重曹スプレーも少し多めに添付します。その後内側と同じように水プレー→スクイージー→乾いた布で乾拭きの手順で行っていきましょう。
6.窓を拭く時に使った水分で、サッシのレール部分が濡れているので、そのままホコリや汚れを小さめの刷毛や歯ブラシなど掻き出しましょう。
ゴム部分の汚れはハイターを刷毛で
サッシのゴム部分についたカビの黒ずみはなかなか取れないものですよね。
ナチュラルクリーニングではどうしても落としきれないので、今回は市販のカビハイターを使うことにしました。
この時にも刷毛を使います。ハイターを刷毛に吹き付け、そのままゴム部分に沿って添付していきましょう。こうすれば液の飛び跳ねの心配もなくカビ対策ができますよ。このまま5分から10分くらい放置します。
手順のおさらい
- 重曹スプレーを吹き付け、いらない布で汚れをとる
- 水スプレーを多めに吹き付けて完全に汚れを流す
- スクイージーで上から下へ水気をとっていく
- サッシの汚れを重曹スプレーを吹きつけながら落とす
- ゴム部分のカビにハイターを刷毛で添付して少し5~10分ほど放置する
- ハイターを添付した部分を濡れ雑巾で拭く
- 乾いた雑巾で窓、サッシ、内側と外側と水気が完全になくなるまで拭きあげる
- 結露など黒カビがまた発生しそうなところにはアルコール除菌スプレーを塗っておく
ピカピカにするコツは
窓の輝きを保つためには、必ず水拭きの後に水分が完全になくなるまで乾拭きすることです。
特に重曹部分が残ると乾いた時に白い後になって浮かび上がってくるので、重曹で汚れを落としたら水で洗い流し、その後乾いた雑巾で拭きあげましょう。
とにかく乾燥した布で仕上げをすることがピカピカにするポイントです。
網戸の掃除も一緒に
網戸にもたくさん汚れが溜まっています。窓掃除と一緒にこの際網戸も掃除してしまいましょう。
用意するもの
◆メラミンスポンジ
水だけで汚れが落ちるスポンジです。最初からカットされているものや、自分で好きな大きさにカットできるものもあります。
雑巾では取れない手垢汚れや網戸についた油汚れ、排気ガスや花粉などの汚れも消しゴムのようにポロポロのカスにして落としてくれます。
◆重曹水(ぬるま湯200mlに重曹小さじ2はいを入れて混ぜる)
大きめに切ったメラミンスポンジに重曹水を付け、かたく絞った後上から下へ軽くこすっていきます。こうすることで網戸についた汚れが落ちていきます。その後汚れが気になるところは濡れ雑巾で拭いて終了です。
サッシのレールに落ちた汚れは、刷毛でかき出して落としましょう。
まとめ
いかがでしたか?面倒な窓掃除も手順をつかむことと、必要な道具を揃えておけば、始めると楽しくてあっという間に終わってしまいます。
重要なことは乾拭きを忘れないこと。そうすれば水滴の後なども見えなくなり、窓がピカピカになります。
一度綺麗にしてしまえば後は2ヶ月にいっぺんくらい軽く拭くだけで、汚れもたまらず綺麗を保てますよ。
さあ、次の雨上がりの日や曇り空の日には窓掃除にチャレンジしてみましょう!
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