早いもので、週に1度のこのコラムも80回を迎えました。
記事の編集で毎週何度もメールでやり取りをしている担当のSさんとは、この1年半の間に少しずつプライベートな話題もお話しできる間柄に。
「いつかお会いしたいですね」とメールで話していたところ、さまざまなタイミングが重なり、80回目の提出の時に実際にお会いする機会を持つことができました。
Webライターとして仕事をしている自分にとって、担当の方とお会いすることになるとは思ってもいない出来事でした。健康館の方々の仕事に対する熱い思いを知り、対面後に感じた私の意識の変化などを綴ってみました。
ネット上のお付き合いからリアルなお付き合いへ
ネットを使って仕事をするといいうことは、自分がいつどこにいても、どこの場所にいる人とでも(それが日本以外でも)つながり、ビジネスが成り立つということが利点です。
地方在住の私でも、東京の会社との仕事も可能になるのはとても便利でありがたいことだと思っています。
反面、実際にお会いする機会もなく、仕事が終われば関係も終わることが多々あり、そこに少しの寂しさも感じていました。実際会ってお話しがしてみたいと思えるクライアントの方はたくさんいます。しかし関東圏の方とは地方在住では難しく、歯がゆい気持ちを持ち続けていました。
そんな時にいただいた「お会いしましょう!」と言うお話。気持ちが舞い上がったのは言うまでもありません。
緊張しながら対面場所へ
オリンピックを間近に控え、東京は変化のスピードが以前にも増して上がっています。久しぶりに訪れてみるとわからないことだらけ。まずは電車の線路の複雑さにめまいがしそうです。
実は関東出身の私。若かりし頃は、通勤電車で使っていた山手線も長く離れてみると、今や内回りと外回りの停まる駅の区別すら瞬時に思いつくことができません。
これが日本に初めて来る外国の方だったら、どんなに驚くだろうかと思わず写真まで撮ってしまいました。完全におのぼりさん状態です。
快晴の陽気の中、汗をかいて道に迷いながらもようやく待ち合わせの場所へ。緊張が最高に達しながら、お店の中に入っていくと、そこには笑顔の素敵なお二人の姿がありました。
インターネット上では何度もお話してきた方と、実際に対面してみると、やはりネット上でも透けて見えるその方の性格に嘘はないのだなと思いました。自分もなるべく誠実なやり取りを心がけてきました。
失望させることがないと良いなと思いながら食事が始まります。
仕事対する考え方に刺激を受けました
お昼の時間だったので、ランチを囲みながらあれこれお話をしました。すぐに健康館の方の仕事に対する熱い思いを感じることになりました。
多岐に渡る仕事をしながらこのサイトのコラムのページなどを作成され、ページビューの数やコラムごとにどれが読まれているのかを細かくチェックされていました(冒頭の写真)。
このコラムからさらにサイトのページを見てもらうにはどうしたらいいのかなど、レイアウトから他のSNSとの連動まで、幅広く浸透させるために心を砕いておられる様子にとても刺激を受けました。
一人で執筆の仕事をしていると、周りの働く人の様子を見ることはできません。しかしこのような機会に実際に働いている人と語り合い、お互いに意見を交わすことは、ネット上ではなかなかできる経験ではないため、いくつものアイデアもいただき、とても有意義な時間でした。
「自分のページとして自由に書いてください」
話の途中で、自分のコラムに関してどこまで書いていいのか迷っていますとお話しました。
最初は季節の行事やうんちくに関することを書いていたものの、他のサイトとの差別化を図るために、オリジナルな記事をもっと増やした方が良いのではないかと言う私の意見に「このコラムはご自分のページとして自由に書いてくださって大丈夫ですよ」と言っていただきました。
ひとつのサイトにコラムを載せると言うことは、そのサイトの趣旨にあったコラムを書くことが前提です。これまで仕事をした中でも食品会社のコラムは食品や健康に関する記事、化粧品会社のコラムには化粧品や美容に関する記事でなければならないと、細かく限定されていました。
それが「テーマも自由に書いて良いですよ」との言葉。嬉しかったのと同時に責任もひしひしと感じました。
今後心がけることとしては、いつもこのコラムを読んでいるユーザーの方々がいるということを意識して書いて欲しい。
また、私というライターを通して書かれたコラムを読むことによって、生活が楽しくなったり、料理やエコな掃除方法など、ちょっと挑戦してみようかな、真似してみたいなと思ってもらえるような内容を届けて欲しいとリクエストされました。
対面して話したからこそさらに良いものを目指す気持ちが生まれました
気づけば、周りにいたランチのお客さんが数人だけになってしまうほど、SさんとWさんと私の3人で仕事に対すること、これからのコラムのあり方などを熱心に語ってしまいました。
こんな機会がいただけたことに感謝するとともに、実際に仕事を進めるクライアントの方の姿を間近に見て、その話を聞けたことは、とても良い経験だったと思います。
このコラムもさらにパワーアップしてさまざまなトピックスをお届けできるよう、アンテナを張り巡らせて暮らしに特化した記事を綴っていこうと思っています。
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